ｇｌａｓｓ　ｃａｇｅ

外観
廃校になった学校といえども、まだその面影を残している外観。
長方形の窓っていうのがどことなくレトロな西洋風で可愛いっ！
蔦がはっているところに、時間の経過を感じます。



踊り場
木製の廊下というのに、すごく温かみを感じたり。
今の学校の廊下はリノリウムとかで（それはそれで好きですが）、たまに木製タイルみたいなのもありますがどれもニスを塗ったペカペカのオレンジイエローでそこまで萌えません。というか、私の高校がそれだったんで、すごく見慣れてます。ともかく、木造建築の校舎好きです。
関係ないですが、ギンナジウム系の話で階段っていったら校内の不謹慎スポットですよね←
横に掲示板が掛けられているのですが、児童がいた頃はここに色々書いてあったのだろうと推測します。
今は４年生と書かれた板だけがついていました。



講堂（？）横
外に面している、いわば渡り廊下的な場所。
この柱のまわりでぼうけん（この遊びっていつ頃からあるんだろう）や、かくれんぼをしていたのかな…と思いを馳せるのもまた楽しいです。
学校の渡り廊下を見ていると、学校の階段Ⅰのサッカーボールを思い出したよ！



三階廊下からの景色
廊下から見下ろすと中庭、校舎があります。
見れば見るほど日本らしくない、私の脳内で想像するミッションスクールの景色でもいいくらいに理想の姿！
最近ハリポタにお熱な私にはすごく…窓だけで萌えます←



中庭の一角　謎の場所
今回見た中で一番不思議でならなかったのがこの場所。中庭の一角に校舎の脇から地下へ降りる階段があったのですけども、何故かその階段は途中で水の中へ。ここから覗ける地下の部屋（ホール？）も床上浸水で、窓から見える水盤に向こう側の窓の明かりが映っていました。
ここが昔何の部屋だったのか、何があったのか。すごく気になる。
帰ってからネットでも調べたのに、まったく情報もなく不完全燃焼。
誰かここが何だったのか教えてくださいー…
ま、この怪しさも、ここの魅力ということで(´ω`)

以上、写真でした！ここからは完全なる私の語りですよ！！

校舎、校庭、中庭、中庭のトイレ(笑)と、入れる範囲は見てきたのですが、見えそうで見えない、わかりそうでわからない場所もたくさんあってまた機会があれば行きたいな…と思ったわけです。行く度に違う表情を見せてくれるのも廃墟（と、勝手に定義してみる）の楽しみですよね^^
学校というのは、子供のころは世界の中心…まぁなんか主都的なものに思えて、それでいてすごく閉鎖的な空間なわけで。ここはまるで時間が止まってるようでした。
人工的に作られたものが人の手を離れて、自然に還っていく姿はとても幻想的で退廃的で大好きであります！
ひっそりと佇む今の姿に、かつて確かに其処に在った人の気配を重ねて、その中にノスイタルジーを感じる。写真集でしか廃墟などはお目にかかりませんけど、昔の写真などをネットで探して比べるのはなかなかロマンチックですよ。
人と自然の融合…あ、中二入りました^ｑ^

そんなこんなで、明日は定期使って東福寺の紅葉の写真撮りに行ってきます！
また写真載せたいな。このままでいくと、ここが健全な写真サイトになる日も！！！…なわけないかｗｗ